摩擦に立つ文明 : ナウマンの牙の射程
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書誌事項
摩擦に立つ文明 : ナウマンの牙の射程
(中公新書, 919)
中央公論社, 1989.4
- タイトル読み
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マサツ ニ タツ ブンメイ : ナウマン ノ キバ ノ シャテイ
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内容説明・目次
内容説明
経済、社会、軍事と様々な摩擦が喧伝される。はたして解消の妙手はあるのか。本書は欧米、中東をも視野におさめた新しい文明史的視点に立って、自己破壊の瀬戸際から文化摩擦と対決した“真の文化人”として森鴎外、黒船来航に至る欧米のエネルギー事情、岩倉具視の尊皇思想、吉田松陰と河井継之助の評価、を通して文明のなかの「摩擦三原則」を導き出し、危機的状況への対応と、その責務を果たすべき人間の身の処し方を考察する。
目次
- 第1章 ナウマンの牙
- 第2章 文明のなかの摩擦三原則
- 第3章 寅が飛び、蒼龍が舞う—吉田松陰と河井継之助
「BOOKデータベース」 より