“野球"の名付け親・中馬庚伝
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“野球"の名付け親・中馬庚伝
ベースボール・マガジン社, 1988.11
- タイトル読み
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ヤキュウ ノ ナズケオヤ チュウマン カナエデン
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内容説明・目次
内容説明
ベースボールを「野球」と日本で最初に訳したのは俳人・正岡子規だとするのが長い間の通説であった。これに対して、鹿児島出身の教育者・中馬庚が正真の訳者だと過去何人かの熱心な研究者によって唱えられながらも、通説を覆すまでには至らなかった。著者はこうした従来の優れた研究を踏まえた上で、更に考証を重ね、明治期に野球選手であった中馬庚の足跡を辿り、中馬庚こそが「野球」の訳者であることを見事に証明し、謬説を正すとともに、草創期の野球を解明している。ファン必読の書。
目次
- 先取点の中馬に万雷の拍手
- 中馬のキャッチャーぶり
- 中馬、京都遠征の意義を説く
- 「野球」の訳語すぐには使われず
- 野球殿堂入りに教え子の奔走
- 雄大勇壮な凱旋歌も作る
- 英字新聞もたたえる一高野球
- 球審中馬、みごとなさばき
- 卒業論文に見る中馬の素養
- 画期的文献、名著『野球』
- 凱旋して中学校教頭に
- 二中を去り、新潟の校長へ
- 再婚そして徳島・脇町中へ〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より