『銀河鉄道の夜』とは何か

書誌事項

『銀河鉄道の夜』とは何か

村瀬学著

大和書房, 1989.7

タイトル別名

銀河鉄道の夜とは何か

タイトル読み

ギンガ テツドウ ノ ヨル トワ ナニカ

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内容説明・目次

内容説明

宮沢賢治『銀河鉄道の夜』はなぜ不思議で魅力的な形象を読者に刻むのか。従来の事実還元主義や文献主義を排し、作品を「物語」として読みぬき、「知」と「信」の相関性を問う視点=「少年の主観性」より解読する新しい批評の地平を拓く、書き下し420枚。

目次

  • 1 『銀河鉄道の夜』とは何か(「知る」ことと「信じること」;「午后の授業」の問い—では先生は知っているのか?;『鹿踊りのはじまり』から;ジョバンニとは誰か—少年の主観性について ほか)
  • 2 『銀河鉄道の夜』の周辺(最初の読後感から;「児童文学」の骨格;他の児童文学作品との比較;批評の周辺)
  • 3 賢治童話小論(よだかよお前はどこへとびたったのか;あとでしかわからないもの;将軍の戦った〈敵〉について;ホモイはなぜ〈貝の火〉をもらったのか ほか)

「BOOKデータベース」 より

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