書誌事項

社会心理学入門

我妻洋 [著]

(講談社学術文庫, [806,807])

講談社, 1987

タイトル読み

シャカイ シンリガク ニュウモン

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内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784061588066

内容説明

「すべての心理学は社会心理学である。」(フロイト)社会的存在である人間の心を探る試みはすべて社会心理学といってよいのではないか。ゲシュタルト理論に始まり、ハイダーの帰属理論(帰因学説)と均衡理論、アッシュの印象形成や同調行動に関する理論、レヴィンの場の理論、フェスティンガーの認知的不協和の理論、グループ・ダイナミックス、条件反応理論の流れを汲む強化理論にいたるさまざまな展開を、精緻に深く探究し紹介する。

目次

  • 第1章 ゲシュタルト心理学(ゲシュタルト理論;ハイダーの理論;アッシュの理論)
  • 第2章 場の理論(レヴィンの理論;フェスティンガーの理論;適合性の理論;グループ・ダイナミックス)
  • 第3章 強化理論(条件づけ一般論;ミラーとダラードの業績;模倣と同一視の諸研究)
巻冊次

下 ISBN 9784061588073

内容説明

個人や集団の間に見られる差別や偏見は、自らの欲求不満や不安、コンプレックスからくる感情のスリカエ(転位)やフリ向け(投射)であることが多い。無意識の嫉妬や羨望が人を嫌悪や非難に走らせる。—人間をつき動かすこの〈無意識〉の欲求にメスをあて、深層の暗闇を切りひらく精神分析理論のみごとな解明と、比較文化的考察、そして、社会構造の核をなす〈規範〉と〈役割〉、パーソナリティの機能などについての明晰な分析がここにある。

目次

  • 第4章 精神分析学(人格力動とリビドー;不安と防衛機制;性心理学的発達;エディプス複合;フロイトの文化論)
  • 第5章 役割理論(規範・役割・地位;ミードの理論;マートンの理論;日本人の自己と役割;パーソナリティと社会体系)
  • 第6章 社会心理学・諸説・案内

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN03801078
  • ISBN
    • 4061588060
    • 4061588079
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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