国家論の基本問題

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国家論の基本問題

河合恒生著

青木書店, 1989.10

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コッカロン ノ キホン モンダイ

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内容説明・目次

内容説明

国家とはなにか!その公的性格,相対的自立・自律等の基本問題を、マルクス、エンゲルスの理論にみられる「人間の類的存在、類的本質」とのかかわりで解明するとともに、今日、階級や権力概念などについて多くの問題提起を試みるミリバンド、プーランザスの国家論を批判的に検討する。

目次

  • 国家論の基本問題の再検討(人間の本質と国家;人間の本質の現象形態と国家;資本主義社会と国家)
  • ミリバンドの国家論の批判的考察(史的唯物論の理解について;階級について;階級闘争について;資本の力と国家権力;国家の相対的自律および自立について;補論 アルチュセールのイデオロギーおよび国家のイデオロギー装置について)
  • プーランザスを批判する(『国家・権力・社会主義』;国家は社会構成体における統一性の凝集性の要素であるか;プーランザスの権力概念;プーランザスの国家の相対的自律論;階級とはエージェントにたいする諸構造の作用であるか;プーランザス流『ブリュメール18日』の読み方の一例)

「BOOKデータベース」 より

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