書誌事項

雨森芳洲 : 元禄享保の国際人

上垣外憲一著

(中公新書, 945)

中央公論社, 1989.10

タイトル読み

アメノモリ ホウシュウ : ゲンロク キョウホ ノ コクサイジン

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注記

雨森芳洲とその時代略年譜: p211-213

参考文献: p214-222

内容説明・目次

内容説明

朝鮮外交を担当する対馬藩にあって、儒学・漢文に精通し、朝鮮語を自由に話し、中国語会話までこなす南森芳洲に、来日した朝鮮通信使は驚き、称讃の言葉をのこしている。隣りの国と交わるにはまず言葉を知ることが大切だと主張し、言語理論から発して、あらゆる民族・文化の平等を説く芳洲。日本文化の優越を説く国学の台頭と共に忘れさられたこの近代的思想家を現代に蘇らせ、同じ木下順庵門下の白石らとの交遊の中で活写する。

目次

  • 序章 雨森芳洲—忘れられた思想家
  • 第1章 町医者の子
  • 第2章 木下順庵に学ぶ
  • 第3章 対馬で実務見習い
  • 第4章 朝鮮外交に活躍
  • 第5章 思索と教育の晩年
  • 雨森芳洲とその時代略年譜

「BOOKデータベース」 より

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