日本の対外金融と金融政策 : 1914〜1936

書誌事項

日本の対外金融と金融政策 : 1914〜1936

伊藤正直著

名古屋大学出版会, 1989.12

タイトル読み

ニホン ノ タイガイ キンユウ ト キンユウ セイサク : 1914-1936

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内容説明・目次

内容説明

対外金融連関は一国の経済の特質を縄も鋭く表現してる。本書は、両大戦間期わが国の貿易金融・外国為替、資本移動、対外金融機関、通貨政策やそれらを媒介とした通貨、物価、金利等々、対外金融と金融政策の構造・機能を精緻に分析することによって、国際金本位制の崩壊から世界恐慌をへてブロック経済にいたる日本経済の特質を浮彫りにする。

目次

  • 第1章 第1次大戦下の構造変化(国際収支の黒字転換と産業構造の変化;対外金融の構造転換と対外金融機関の展開;金本位制の停止と金融政策)
  • 第2章 1920年代の対外金融(国際収支の赤字回帰と「慢性不況」;対外金融の再転換と体外金融機関の再編;金本位停止下の金融政策)
  • 第3章 金解禁と昭和恐慌(恐慌のインパクト;金本位維持政策とその破綻)
  • 第4章 1930年代の対外金融(金輸出再禁止と景気回復;ブロック経済化の進展と対外金融;高橋財政下の金融政策)

「BOOKデータベース」 より

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