砂時計の書
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書誌事項
砂時計の書
(講談社学術文庫, [917])
講談社, 1990.3
- タイトル別名
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Das Sanduhrbuch
- タイトル読み
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スナドケイ ノ ショ
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注記
1978年7月人文書院刊行のものの文庫版である
内容説明・目次
内容説明
暖かな書斎の一隅で、白い砂粒が音もなく滑り落ちていく。この静謐を、知的観想の時を、わたくしたちはいつくしむ。砂時計は地球的時間の象徴である。夜明けとともに起き、一頭の獲物を得るまで狩りをした“アド・ホックな”行動様式の忘れ形見である。自ら作り出した歯車時計に支配される近代文明の逆説を、ドイツの文豪ユンガーは勁く静かに批判する。古今の文献を駆使して語る、ユニークな宇宙論。
目次
- 砂時計の情感
- 時計と時間
- 砂時計
- 治療薬としての砂時計
- 新しい地球的要素の時計
「BOOKデータベース」 より