狂気の構造
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狂気の構造
青土社, 1990.6
増補新版
- タイトル読み
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キョウキ ノ コウゾウ
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内容説明・目次
内容説明
過去の歴史的な地層のなかに〈根〉をもつわれわれの時代の、われわれの内なる狂気を、歴史精神病理学や柳田民俗学の方法を縦横に駆使して探索し、現代人の精神の病巣の根源に照明をあてる画期的な試み。
目次
- 狂気と犯罪(遁世と蒸発の病理;能における〈狂乱〉の構造;おしらさまと性禁忌;薬物の比較文化史;太和冠者と葦原将軍;死と往生の現象学;若者たちと自家用車文化;行基菩薩と山口組;知恵遅れと未来学;英才教育と天才;物狂いを見て座禅を恨む心を怖るべし;憑きもの盛衰記)
- 性・犯罪・狂気(倒錯の世界;愛と死の犯罪)
- 信仰と狂気(幻覚と宗教病理;信仰と精神医学的人間像)
- 日常の狂気(感覚遮断と心的世界;まなざしの比較文化;不養生のすすめ;〈優しさの世代〉と異常心理;漫画の深層;若者と新宗教)
「BOOKデータベース」 より