悲歌の時代 : 祈りと悲しみの歌
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書誌事項
悲歌の時代 : 祈りと悲しみの歌
(講談社学術文庫, [933])
講談社, 1990.7
- タイトル別名
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祈りと悲しみの歌
- タイトル読み
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ヒカ ノ ジダイ : イノリ ト カナシミ ノ ウタ
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注記
「祈りと悲しみの歌(詩歌日本の抒情 8)」(1986年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
日本人は激しい戦いの後には長い歳月をかけて、死者への手向けや鎮めの歌をこまやかに歌いあげてきた。短歌は本来、祈りの声である。今、豊かな現代であればこそ、祈りと悲しみの歌が歌われなければならぬ悲歌の時代といえよう。ヤマトタケルの悲歌や海上漂泊、戦中戦後の歌など、日本人の心と密接にからみ合った1300年の短歌の伝統の中に脈うつ悲歌の系譜を辿り、日本人の死生観をも展望する。
目次
- 1 悲歌の時代
- 2 ヤマトタケルの悲歌とその展開
- 3 「遊び」の歌の系譜
- 4 旅中の死とその鎮めの歌
- 5 海上漂泊の歌
- 6 愛の誓いと破綻
- 7 桜に托する祈り
- 8 病む者の歌
- 9 貧窮の中の歌
- 10 戦う者の悲歌
「BOOKデータベース」 より