美しき未完成 : ノーベル賞女性科学者の回想

書誌事項

美しき未完成 : ノーベル賞女性科学者の回想

リタ・レーヴィ=モンタルチーニ著 ; 藤田恒夫 [ほか] 訳

(20世紀メモリアル)

平凡社, 1990.8

タイトル別名

In praise of imperfection : my life and work

Elogio dell'imperfezione : una vita nella scienza

タイトル読み

ウツクシキ ミカンセイ : ノーベルショウ ジョセイ カガクシャ ノ カイソウ

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注記

Elogio dell'imperfezioneの英語版の翻訳

内容説明・目次

内容説明

ノーベル医学・生理学賞に輝いたイタリア人女性科学者の自伝。北イタリアのユダヤ人家庭に生まれ育った少女は、いかに科学者として成功をかちえたか。次代の人々にむけて,自己の体験と生きた時代を率直に回想した本書は,激動の世紀を苦悩と歓喜の交錯のうちに生き抜いた一人のユダヤ人、女性科学者の自伝としてたぐいまれな感動の記録であり、またイタリア現代史に接近するための恰好の書である。作家ナタリア・ギンズブルグ絶賛。

目次

  • 第1部 遺伝と環境(トリノ—王都、私の故郷;「自由に考える人間」もつらい;ヴィクトリア朝的な家庭で育まれた2つのX染色体 ほか)
  • 第2部 苦難の歳月(多難な未来の前ぶれ;反ユダヤ・キャンペーンの開始—人種宣言;ロビンソン・クルーソー風の実験室 ほか)
  • 第3部 新しい人生(アメリカ大陸に渡る;20世紀前半の実験神経生物学;未知の世界—アメリカ中西部と神経発生学 ほか)
  • 第4部 祖国イタリアへ帰る(生涯にわたる愛情;奇蹟を起こした「マクスウェルの悪魔」;レーヴィ先生との別れ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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