書誌事項

外国人 : 我らの内なるもの

ジュリア・クリステヴァ [著] ; 池田和子訳

(叢書・ウニベルシタス, 313)

法政大学出版局, 1990.10

タイトル別名

Étrangers à nous-mêmes

タイトル読み

ガイコクジン : ワレラ ノ ウチナル モノ

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内容説明・目次

内容説明

神話の時代から今日まで、外国人をめぐる差別と排斥、受容と同化の歴史をたどりつつ、秩序の越境者であると同時に内なる者を映す鏡でもあった外人=異人の相貌を浮彫りにし、現代世界を深層から揺るがす〈外国人問題〉を我々の内なる〈他者〉の問題として問いなおす。

目次

  • 外国人のためのトッカータとフーガ
  • 古代ギリシア人と異国人、哀願者、居留外人
  • 神の選民、外なるものが選ばれて
  • 聖パウロと聖アウグスティヌス—追放療法と巡礼
  • どんな資格で外人に?
  • ルネサンス、《雑然とまとまりなき》
  • 啓蒙主義と外人
  • 普遍的なもの、それは…我々自身の異質性ではなかろうか?
  • さてどうするか

「BOOKデータベース」 より

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