オリエントへの道 : ドイツ帝国主義の社会史

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オリエントへの道 : ドイツ帝国主義の社会史

杉原達著

藤原書店, 1990.9

タイトル読み

オリエント エノ ミチ : ドイツ テイコク シュギ ノ シャカイシ

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内容説明・目次

内容説明

本書は、「ドイツ帝国主義の基本線」と称されてきたバグダード鉄道問題を軸にして、ドイツ・オリエント関係を政治・軍事・経済・社会・文化の諸側面を関連づけながら構造的に把握する政治社会史的方法に、民族排外主義に代表される帝国主義的社会意識の多様な論理と存在形態に注目する思想の社会史的方法をリンクさせて全貌を究明したものである。

目次

  • 第1部 予備的考察—19世紀後半におけるドイツ・トルコ関係の諸局面(政治的・軍事的・経済的諸関係の形成;オリエントに対する社会的・文化的関心の底流)
  • 第2部 政治社会史と思想の社会史—ドイツ帝国主義分析(バグダード鉄道問題の政治会史的考察—世紀転換期を中心に;皇帝旅行に示されたオリエント侵出思想の社会史的考察;バグダード鉄道建設の展開;総括と展望—帝国主義分析の深化に向けて;社会帝国主義論の可能性—センメル『社会帝国主義史—イギリスの経験1895—1914』によせて)

「BOOKデータベース」 より

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