たかが江川されど江川
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たかが江川されど江川
(新潮文庫, え-8-1)
新潮社, 1991.2
- タイトル読み
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タカガ エガワ サレド エガワ
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内容説明・目次
内容説明
人は「たかが野球」と言うかも知れない、だが僕にとっては「されど野球」だった—。かくも騒がれたあの「空白の一日」とは何だったのか。ユニークな父のこと、今も記憶に残るマウンドでの一球、そしてわが家族のこと…。不世出の投手江川卓が、その半生、短くも波瀾に満ちた9年のプロ野球生活を、華やかなスポットライトの届かなかった部分まで余すところなく語る。
目次
- 第1章 「背番号30」が誕生するまで(僕にとっての「空白の一日」;親父のこと;高所恐怖症と閉所恐怖症;親父の権威;親父なりの野球教育;“甲子園と早慶戦”が決めた高校受験;「雨に散る江川」の感激;慶応受験失敗;女房との出会い;パパからオヤジへ;はじめての反抗期;不運のドラフト;アメリカ留学;「空白の一日」というパズル)
- 第2章 たかが一球、されど一球(開幕投手;小林さんとの対決;“20勝”裏話;最初で最後の日本一;大杉さんへの一球;球宴の九連続三振ならず;バースに献上した一発;僕と女房だけの「引退試合」)
- 第3章 スタジアムの向う側(パパ、やめるんでしょ;愛妻家と暴君;引退を決めた直球;成金趣味の原体験;ワイン熱;田園調布に憧れて;シラケ世代の仲間たち;僕の金践感覚;解説者修行;エピローグ)
- 延長戦「たかが、されど」再び
「BOOKデータベース」 より