中世後期の村落 : 紀伊国賀太荘の場合

書誌事項

中世後期の村落 : 紀伊国賀太荘の場合

伊藤正敏著

(中世史研究選書)

吉川弘文館, 1991.3

タイトル読み

チュウセイ コウキ ノ ソンラク : キイノクニ カダノショウ ノ バアイ

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内容説明・目次

内容説明

中世—近世の移行期の社会変革を直接に担った組織=中間層の村落内特権集団はいつどのように形成されたのか。この問題は研究史における重大な盲点である。紀伊国賀太荘は、最古の宮座座配や農漁民の比率を数値化しうる帳簿等、豊富な史料を残す畿内型惣である。こうした史料を縦横に駆使して宮座・漁業形態・家制度・身分制度を幅広く考察する。

目次

  • 第1 賀太荘の概観
  • 第2 賀太荘の荘園制的収取
  • 第3 賀太荘の農民と漁民
  • 第4 賀太村の惣と宮座
  • 付論(粉河中津川の葛城修験行法;向井家文書の新発見史料)

「BOOKデータベース」 より

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