ユングにおける心と体験世界

書誌事項

ユングにおける心と体験世界

渡辺学著

(南山大学学術叢書)

春秋社, 1991.4

タイトル読み

ユング ニ オケル ココロ ト タイケン セカイ

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注記

文献: p452-466

内容説明・目次

内容説明

精神病理や心の構造論の他、東洋宗教、神話、錬金術。心霊現象、占星術、共時的現象など、驚くほど多彩な研究に一貫するものは何か。全業績を「人生の有意味性を読み取る解釈学」として、包括的・統一的に捉え直した、画期的ユング論。

目次

  • 序論 ユングの心理学思想と解釈の問題
  • 第1章 ユング心理学の背景—神秘体験・心霊現象・心霊主義
  • 第2章 心の現象学—コンプレックスと元型の有意味性
  • 第3章 意味実在論への転回—共時性の原理をめぐって
  • 第4章 基本的な理論的枠組—心的現実の立場と心理学的真理
  • 第5章 心と象徴の概念と機能—心に内在する弁証法的契機
  • 第6章 体験世界とその解釈をめぐって—方法的独我論と元型論
  • 第7章 ユングにおける有意味性の問題—人間の宗教性と意味の体認
  • 結論 有意味性への投企と意味世界の現成

「BOOKデータベース」 より

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