超越のことば : イスラーム・ユダヤ哲学における神と人

書誌事項

超越のことば : イスラーム・ユダヤ哲学における神と人

井筒俊彦著

岩波書店, 1991.5

タイトル別名

超越のことば : イスラームユダヤ哲学における神と人

タイトル読み

チョウエツ ノ コトバ : イスラーム ユダヤ テツガク ニ オケル カミ ト ヒト

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内容説明・目次

内容説明

神が語り、宗教が始まる。神のことばは、預言者を通じて人々に語りかけられる。神の言語行為とした下された啓示は宗教の核となり、歴史的に展開して特有の文化を創造する。イスラーム・ユダヤ哲学、そして古代インド哲学における神の言語行為へと迫る碩学の思索は、唯一絶対神に帰依した諸民族の心性をあますところなく描きだした。

目次

  • 1 言語現象としての「啓示」
  • 2 アヴィセンナ・ガザーリー・アヴェロエス「崩落」論争—『哲学の崩落』と『崩落の崩落』をめぐって
  • 3 存在と意識の深層—イスラーム哲学の原像
  • 4 中世ユダヤ哲学史における啓示と理性
  • 5 マーヤー的世界認識—不二一元論的ヴェーダーンタの思惟構造をめぐって

「BOOKデータベース」 より

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