書誌事項

鉄の古代史

奥野正男著

白水社, 1991.6-2000.1

  • 1 弥生時代
  • 2 古墳時代
  • 3 騎馬文化

タイトル読み

テツ ノ コダイシ

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注記

1:資料 弥生時代の鉄鏃出土地名表:p352-403,図版・図表出典

内容説明・目次

巻冊次

1 弥生時代 ISBN 9784560022290

内容説明

鉄器は、古代国家成立の重要なモメントである。わが国の鉄文化は、稲作と共に大陸から北九州に到来し、瀬戸内地方を経て東漸した。統一国家の曙光の時代を、鉄資料の精緻な検討によって浮彫りにする画期的労作。

目次

  • 第1章 稲作農耕の開始期と渡来文化(縄文と弥生の間;前期稲作文化の展開)
  • 第2章 原始国家の成立と発展(楽浪文化との接触;中期農耕社会の発展)
  • 第3章 弥生後期の鉄器文化(金属器の分布;鉄器の普及と鉄生産)
巻冊次

2 古墳時代 ISBN 9784560022368

内容説明

北九州勢力による鉄器独占体制が崩れる三世紀後半から、謎の四世紀、巨大古墳の五世紀へと全国の鉄資料を渉猟、とりわけ武器・武具・農工具の変遷と分布状況を綿密に検討し、畿内王権より地域首長への鉄器「配布」説を真っ向から論破する。

目次

  • 第1章 鉄製武器の東漸期(弥生時代終末〜古墳時代初頭)
  • 第2章 地域王権の武装推進期(古墳時代前期)
  • 第3章 地域王権の鉄器独占期(古墳時代中期)
  • 第4章 鉄の独占と所有関係
巻冊次

3 騎馬文化 ISBN 9784560022450

内容説明

鉄文化の本源を求めて、著者の眼は北方を中心としたアジア大陸全般に注がれる。そこには、鉄製の馬具と武器に依拠して東西を駆けまわる騎馬民族とその文化があった。『鉄の古代史』全三巻の完結篇。

目次

  • 第1章 西アジアの騎馬文化
  • 第2章 東アジアの騎馬文化
  • 第3章 東北・朝鮮の騎馬文化
  • 第4章 百済・新羅の騎馬文化
  • 第5章 弁辰・加耶・倭の騎馬文化
  • 第6章 倭国の鉄と騎馬文化

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN06374406
  • ISBN
    • 4560022291
    • 4560022364
    • 4560022453
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    3冊
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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