王室・貴族・大衆 : ロイド・ジョージとハイ・ポリティックス

書誌事項

王室・貴族・大衆 : ロイド・ジョージとハイ・ポリティックス

水谷三公著

(中公新書, 1026)

中央公論社, 1991.6

タイトル別名

王室貴族大衆 : ロイドジョージとハイポリティックス

タイトル読み

オウシツ キゾク タイシュウ : ロイド ジョージ ト ハイ ポリティックス

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注記

関連略年表: p243-247

文献: p248-256

内容説明・目次

内容説明

20世紀初頭、エドワード朝英国に複雑な思惑が交錯していた。国際的つながりを離れ、改姓して英国化を進める王室。沈下する基盤に足をとられつつ、影響力の温存を図る貴族。勃興する産業・金融資本家と結んで支配権を狙うロイド・ジョージ。やがて土地貴族と新興財閥が結びついた単一の支配階級“U”が成立し、マス・インテリが台頭する。—スノッビズムを底流に、貴族支配から大衆社会への転換期のドラマをダイナミックに描く。

目次

  • 第1章 馬車と自動車—エドワード朝のエリートとマス・インテリ
  • 第2章 貴族と大衆政治—チャーチル、ロイド・ジョージに会う
  • 第3章 貴族院の暑い夏—降伏か大量叙爵か
  • 第4章 国王陛下の護衛船団—王家改姓の政治学
  • 第5章 融解する貴族—世紀末貴族の政治社会学
  • 第6章 スキャンダラスな幕引き—政治資金とロイド・ジョージの凋落
  • むすび それからの貴族政治
  • 関連略年表

「BOOKデータベース」 より

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