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日本文芸思潮論

片野達郎編

桜楓社, 1991.3

タイトル読み

ニホン ブンゲイ シチョウロン

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注記

片野達郎教授略歴・著作目録:p1217〜1228

片野達郎の肖像あり

内容説明・目次

目次

  • 詩妖転換—日本律文学の一軌跡
  • 象の小川のさやけさ—大伴旅人の吉野讃歌の世界
  • 遥かに聞く音声—大伴家持の「遥けさ」の表現
  • 万葉語としての「片思」と「片恋」
  • 仮名文を読む—『伊勢物語』第二十二段と第十段と
  • 『伊勢物語』における女性達
  • 『篁日記』『小野篁記』『小野篁集』『篁物語』の典拠
  • 『紫式部日記』の女官名称—〈弁の宰相の君〉の問題
  • 『とりかへばや物語』試論—異装・視線・演技
  • 「唱和歌」考
  • 業平の歌の構造—「心余りて詞足らず」の意味
  • 紀貫之集の賀算歌と屏風歌
  • 「村上御集」の構造—斎宮女御との贈答歌配列を視座として
  • 三十六歌仙絵所載和歌
  • 西行和歌の「見立て」表現—「花」の歌を中心として
  • 藤原俊成・定家の公任批判と継承
  • 定家における伝統と個の問題
  • 奥入諸本所載古今・後撰・拾遺歌
  • 『新古今集』における『古今集』歌人の歌について—賀部以降を主として
  • 宇治の橋姫と新古今
  • 『拾玉集』の小作品群四種について
  • 『仙洞句題五十首』をめぐって
  • 後鳥羽院『内宮百首』考—奉納の意味をめぐって
  • 『建保内裏名所百首』恋題小考
  • 『順徳院御百首』の性格—その詠作目的と定家評語の成立まで
  • 『八雲御抄』と順徳院詠—歌学と実作の間
  • 雨中吟再論
  • 権律師仙覚像の一断面—藤原光俊との出会い
  • 藤原(法性寺)為継と為信と—隆信・信実の子孫たち
  • 一条兼良の和歌—文明期
  • 『八十宇治川』について—翻刻と紹介
  • 武蔵野の歌
  • 美濃国の歌枕名所考
  • 歌枕意識の変貌とその定着過程—「おくの細道の山際に十符の菅有」
  • 長明の文芸研究
  • 『方丈記』の実録性と虚構性
  • 古典軍記合戦譚の芸術的一側面
  • 『平家物語』の達成ということについて
  • 『平家物語』における「一所懸命」の表現
  • 『武道一覧』の作者は典拠をいかに扱ったか—『甲陽軍鑑』を典拠とする四話を除いて
  • 寛永版周易古注点の性格とその出版の背景
  • 「柳橋水車図」と「宇治の川瀬の水車」—歌謡と風流と屏風絵の交響
  • 国画創作協会再考
  • 正岡子規と日本画家たち
  • 夏目漱石におけるウィリアム・ジェイムズの受容について
  • 漱石とターナー—20世紀初頭の問題
  • 漱石と池辺三山—次韻にみる文雅とその周辺
  • 『寒山拾得』と私見
  • 栄典制度と森鴎外の遺言
  • 上田敏の翻訳態度—『海潮音』を中心として
  • 朔太郎の『カラマゾフの兄弟』への書込
  • 金子洋文の戯曲と演劇活動
  • 三島由紀夫『仮面の告白』の構造—第一章における「罪に先立つ悔恨」の意味
  • 読解指導のための教材論の立場について—特に理科に関する説明的文章の場合
  • 美文の時代的意義
  • 伊達政宗の教養と文芸
  • 猪苗代兼郁の古今伝授
  • 畑中盛雄書誌〈国字著作編〉
  • 片野達郎教授略歴
  • 片野達郎教授著作目録

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN06613722
  • ISBN
    • 4273024365
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    1228p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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