書誌事項

神と翁の民俗学

山折哲雄[著]

(講談社学術文庫, 992)

講談社, 1991.10

タイトル読み

カミ ト オキナ ノ ミンゾクガク

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注記

「神から翁へ」(青土社 1984年刊)の改題

文庫no.はカバーにあり

内容説明・目次

内容説明

歴史や民俗の中に登場する「翁」とは何か。この翁は人間界に何を告げようとしたのか。著者は、日本の神の多くは翁の姿でこの世に現われ、また神から翁への展開というモチーフが日本の宗教史を貫く主旋律であったと主張する。さらに「神」が老体の翁であるのに対して、「仏」はなぜ青年の姿で表現されるのかという対照性の命題を追究する。日本人と神や仏との関係に新たな一石を投じた異色の民俗論。

目次

  • 1 翁と童子—その身体論的時空
  • 2 古代における神と仏
  • 3 神から翁へ
  • 4 メシアとしての翁—折口信夫論の試み

「BOOKデータベース」 より

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