パプアニューギニアの食生活 : 「塩なし文化」の変容

書誌事項

パプアニューギニアの食生活 : 「塩なし文化」の変容

鈴木継美著

(中公新書, 1044)

中央公論社, 1991.10

タイトル別名

パプアニューギニアの食生活

タイトル読み

パプアニューギニア ノ ショク セイカツ : シオ ナシ ブンカ ノ ヘンヨウ

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内容説明・目次

内容説明

野ブタ、火喰い鳥、魚介類の狩猟と採集。サゴヤシの利用。イモ類の栽培。多様な環境に適応した食体系をもつパプアニューギニアに、近代化の波と共に加工食品が流入してくる。新奇な食物と栄養摂取で、“余裕なき平衡”を保っていた人々の生活、体格、疾病はどう変化したか。20年にわたる野外調査、精密な代謝分析をもとに伝統的食品の効用と“塩なし文化”の変容を検証し、パプアニューギニアを鏡に現代日本の生活と健康を映し出す。

目次

  • 1 ダルーの路上マーケット
  • 2 サゴヤシはどこにある
  • 3 弓矢とショットガン
  • 4 自然の食物の成分
  • 5 からだと環境汚染
  • 6 余裕なき平衡
  • 7 「塩なし文化」の変容
  • 8 雨林を歩く
  • 9 タロからサツマイモへ
  • 10 鉄とマラリアと
  • 終章 パプアに何を学ぶか

「BOOKデータベース」 より

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