書誌事項

みんなが手話で話した島

ノーラ・E・グロース著 ; 佐野正信訳

築地書館, 1991.11

タイトル別名

Everyone here spoke sign language : hereditary deafness on Martha's vineyard

タイトル読み

ミンナ ガ シュワ デ ハナシタ シマ

大学図書館所蔵 件 / 163

注記

原著 (Harvard University Press, 1985) を訳出したもの

Bibliography (原著参考文献): p240-248

内容説明・目次

内容説明

ボストンの南に位置するマーサズ・ヴィンヤード島。遺伝によって耳の不自由な人が数多く生み出されたこの島では、聞こえる聞こえないに関わりなく、誰もがごくふつうに手話を使って話していた。耳の不自由な人も聞こえる人と全く同じように大人になり、結婚し、生計を立てた。障害をもつ者ともたない者の共生—。この理念を丹念なフィールドワークで今によみがえらせた、文化人類学者の報告。

目次

  • 1 「ほかの人間とまったく同じだった」
  • 2 マーサズ・ヴィンヤード島の歴史
  • 3 ヴィンヤード島の聴覚障害の由来
  • 4 ヴィンヤード島の聴覚障害の遺伝学
  • 5 聴覚障害への適応
  • 6 島でろう者として育つ
  • 7 歴史的にみた聴覚障害
  • 8 「あの人たちにハンディキャップはなかった」

「BOOKデータベース」 より

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