かまくら三国志
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かまくら三国志
(文春文庫)
文芸春秋, 1990.2
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- タイトル読み
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カマクラ サンゴクシ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784167168452
内容説明
京の笛師・智太郎は頼朝の落胤であった。姉弟同然に育った白拍子の珠子は、日蔭の子である弟を世に出したい一心で、鎌倉武士の恋を容れ、智太郎と二人京を発つ。鎌倉では、北条義時の命で動く猫(みょう)と呼ばれる宋人が暗躍していた。弟・頼家を退けてまで天下に号令する気のない智太郎は、宗像水軍の船に乗り筑紫へ去る。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784167168469
内容説明
北条氏の隠謀はやがて将軍頼家の命をも狙う。筑紫の海の豪族、宗像水軍の財力と威力を後ろ楯に、智太郎は弟・頼家のため立ち上がる。北条の密偵・猫は敵か、味方か。幽閉の身にある頼家、正気を失った妻・若狭に時政の討手が迫り、修禅寺は炎に包まれる。頼家は死んだのか?物語は意外な結末を迎える。
「BOOKデータベース」 より