書誌事項

精神としての身体

市川浩 [著]

(講談社学術文庫, [1019])

講談社, 1992.4

タイトル読み

セイシン トシテノ シンタイ

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内容説明・目次

内容説明

近代の哲学は、身体の問題を奇妙に無視してきた。しかし、人間の現実存在は、身体をはなれてはありえない。身体であるということが、人間が単に考えうる可能的存在ではなく、現実的存在であるゆえんをなしているからである。本書では、こうした観点から、身体をポジティブなものとしてとらえ、人間的現実を、心身合一においてはたらく具体的身体の基底から、一貫して理解することをめざしている。

目次

  • 身体の現象学
  • 第1章 現象としての身体(主体としての身体;客体としての身体;私にとっての私の対他身体;他者の身体;錯綜体としての身体)
  • 第2章 構造としての身体(はたらきとしての構造;向性的構造;志向的構造;身体の私性;自己と他者;構造の生成;精神としての身体)
  • 第3章 行動の構造(行動と生活世界;癒着的形態の行動;可能的生への展開;可動的形態の行動;シンボル的形態の行動)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN07469279
  • ISBN
    • 4061590197
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    338p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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