社会福祉供給システムのパラダイム転換

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社会福祉供給システムのパラダイム転換

古川孝順編

誠信書房, 1992.3

タイトル読み

シャカイ フクシ キョウキュウ システム ノ パラダイム テンカン

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内容説明・目次

内容説明

供給者サイドから利用者サイドへ根源的に視点を転換すること—21世紀をひかえた今、わが国の社会福祉はすべての領域においてこの切実な課題に直面している。本書は、このテーマを根底に据えながら、各領域において積極的に議論を展開し、新たな提言をする意欲的な試みである。

目次

  • 序章 社会福祉供給システムのパラダイム転換—供給者サイドの社会福祉から利用者サイドの社会福祉へ
  • 第1部 社会福祉供給システム転換の方向と課題(福祉改革—その歴史的位置と性格;市町村地域福祉計画と住民参加;社会福祉供給システムと費用問題;ノーマライゼーションの日本的展開と社会福祉)
  • 第2部 社会福祉の供給機関と利用過程(福祉事務所「改革」の方向と課題;児童相談所機能の課題と展望;障害者福祉における更生相談所の機能と課題;老人ホーム入所判定委員会の位置と性格;民生委員の媒介機能)
  • 第3部 施設・サービス体系の再編成(在宅福祉サービスの選択的利用;施設の拡充整備と地域社会コンフリクトへの対応—新たな地域社会関係形成の可能性;施設多機能化の背景と課題;養護施設措置をめぐる子どもの権利・親権・措置権の交錯;高齢者対策をめぐる福祉と保健;低所得者生活問題の構造と施策)
  • 第4 供給システムの転換と処遇・評価過程(社会資源としての社会福祉サービスの位置と課題—ケースマネージメント援助の視点から;社会福祉援助技術「統合化」の理論と適用;社会福祉援助効果に関する評価視点の再検討;利用者の権利救済—オンブズマン制度素描)

「BOOKデータベース」 より

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