豊かさの孤独
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豊かさの孤独
岩波書店, 1992.11
- タイトル読み
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ユタカサ ノ コドク
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内容説明・目次
内容説明
バブルがはじけたわが「経済大国」はいまどこへ行こうとしているのだろうか。バブルの膨張と崩壊—この十年間にわが国の経済社会の変質が始まったという問題意識のもとに、世界経済における日本的な市場経済の特徴を探り、この市場経済を包み込む社会全体のあり方を「時間の豊かさ」という観点から見つめなおすことを通して、現代日本の課題を浮彫りにする。充実した時間の回復を構想し、改めて労働と消費の意味や生活のあり方を問う刺激的な現代社会論。
目次
- 「大国」主義の落とし穴
- 消費社会の孤独
- メリハリ失った生と消費の賑わい
- 消費社会論をどう読むか
- 「豊かな社会」の欲求形成
- 失われた時を求めて
- 揺らぎの中のライフサイクル
- 脅かされる「身体の平和」—命と健康の消費者主権を考える
- 「不可視の世界」と経済学
- 方法としての歳時記
- 市場社会の行方—論壇の潮流をめぐって
「BOOKデータベース」 より