小説を考える : 変転する時代のなかで
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小説を考える : 変転する時代のなかで
講談社, 1992.10
- タイトル読み
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ショウセツ オ カンガエル : ヘンテン スル ジダイ ノ ナカ デ
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内容説明・目次
内容説明
今なぜこういう小説が書かれるのか。優れた文学作品を通して、現代人の心底で進む地殻変動を分析し、小説の成り立つ根拠を鮮やかに解明する。
目次
- 現代家庭小説考—黒井千次『群棲』をめぐって
- 都市の書かせる物語—日野啓三『夢の島』をめぐって
- あの青空を遠く離れて—高井有一『この国の空』をめぐって
- エロスの中心と周辺—田久保英夫『海図』をめぐって
- 根拠地の思想—大江健三郎『懐かしい年への手紙』をめぐって
- 地の果ての向うには…—中上健次『地の果て至上の時』をめぐって
- 迷宮のなかをヒトは歩く—富岡多恵子『逆髪』をめぐって
- 鳥たちの行方—大庭みな子『啼く鳥の』をめぐって
- 終りからのメッセージ—村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』をめぐって
「BOOKデータベース」 より