シェイクスピアのフォークロア : 祭りと民間信仰

書誌事項

シェイクスピアのフォークロア : 祭りと民間信仰

石井美樹子著

(中公新書, 1114)

中央公論社, 1993.1

タイトル読み

シェイクスピア ノ フォークロア : マツリ ト ミンカン シンコウ

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内容説明・目次

内容説明

シェイクスピアが活躍していた16世紀ごろのイギリスは民衆文化の宝庫であった。人々は民間信仰を根強く持ち続け、豊穣を祈る祭りをとり行なった。型にのっとって寸劇をし、美しい衣装を着て踊り、それに夢中になる王侯貴族もいた。社会道徳を守らぬ者には見せしめがあり、学者たちは幽霊の存在をめぐり真剣な論争を繰り広げていた。近代以後急速に失われていった活気に満ちた民衆文化の世界をシェイクスピア劇の中に探り出す。

目次

  • 第1章 祭りの広場にて(伝統文化の復興;張り子の馬は健在なり;5月祭のケーキ)
  • 第2章 フォーク・プレイ(女王様も見た民衆の祝祭劇;ハムレットのフォーク・プレイ;スキミントン—娯楽を装う制裁)
  • 第3章 『リア王』のメルヘン(チャイルド・ローランド;エドガーの通過儀礼とシンデレラ物語)
  • 第4章 幽霊のフォークロア

「BOOKデータベース」 より

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