書誌事項

ダダ/ナチ

平井正著

(ドイツ・悲劇の誕生 / 平井正著, 1-3)

せりか書房, 1993.1-1994.1

  • 1913-1920
  • 1920-1925
  • 1926-1932

タイトル別名

Dada Nazi

タイトル読み

ダダ ナチ

大学図書館所蔵 件 / 210

注記

ダダ/ナチ関連年表: 1913-1920. p492-501, 1920-1925. p484-492, 1926-1932. p522-531

内容説明・目次

巻冊次

1913-1920 ISBN 9784796701730

内容説明

1920年ドイツ、新しい芸術運動「ダダ」は、そのクライマックスをむかえる。同年、ヒトラーは綱領を発表、「ナチ」の活動が始まる。この二つの動きは、方向は違っても、基盤喪失の時代にあって、行き場のない“群集”を巻き込んでいく、そこに20世紀の政治・文化をめぐるさまざまな問題の源流がある。

目次

  • 1 大戦前のベルリンとミュンヒェン
  • 2 大戦とチューリヒ・ダダ
  • 3 チューリヒ・ダダからベルリン・ダダへ
  • 4 ベルリン・ダダの成立
  • 5 大戦後のベルリン・ダダ
  • 6 ベルリン・ダダのクライマックスとナチの始動
巻冊次

1920-1925 ISBN 9784796701778

内容説明

インフレに打ちひしがれた大衆をとらえ、勢力を拡大し、ヒトラー一揆へと突き進む「ナチ」。亀裂を深め、ロシア・アヴァンギャルドとの交流など、それぞれの道を歩み始める「ベルリン・ダダ」。ロシア革命、ルール占領、マルク崩壊など、20年代ドイツをとりまく状勢は新たな転換期を迎えていた。

目次

  • 見本市後のダダ
  • 残響のダダ
  • それぞれの道
  • ヒトラー一揆
  • つかのまの安定
  • 終りと始まり
巻冊次

1926-1932 ISBN 9784796701792

内容説明

1930年代初頭、ドイツは、その後の運命を決する政治的クライマックスを迎えていた。ヒトラーは、ドイツ国内の「ナチ化」を着々と進めていく。かつてのダダイストたちは、アメリカ、フランス、ノルウェーへ続々と旅立っていく。ラジカルに伝統破壊をめざした二つの動きは、一つの帰結に達した。

目次

  • 岐路に立つダダとナチ
  • 20年代のクライマックス
  • 新たな動き
  • 左右両極の対決
  • 政治のクライマックス
  • 危うい均衡
  • 崩壊と再編
  • その後のダダとナチ

「BOOKデータベース」 より

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