書誌事項

醒めた炎 : 木戸孝允

村松剛著

(中公文庫)

中央公論社, 1990.8-

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タイトル読み

サメタ ホノオ : キド タカアキ

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内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784122017382

内容説明

ペリーが浦賀に来たとき、桂小五郎(木戸孝允)は江戸で剣の修業中だった。黒船の日本来航は「黄金の国」日本の幻影と、パルマーという人物の熱心な運動とに、アメリカの議会が動かされたためである。欧米の未発表史料や幕府隠密の報告までも駆使して、本書は、小五郎を中心に幕末、維新の歴史を活写する。昭和62年度菊池寛賞受賞の大作。
巻冊次

2 ISBN 9784122017450

内容説明

新選組の白刃の下をくぐって桂小五郎(木戸孝允)は政治工作に奔走し、蛤御門の戦いでは天皇遷座の秘密部隊の指揮をとった。出石に脱れてからの彼は荒物屋の主人となり、美貌の「京猫」幾松を思いつづける。フランス公使ロッシュの手紙をはじめ数々の未公開史料を用いて本書は従来の定説に修正を加え、池田屋の変から大政奉還にいたる歴史の巨大な劇を、詳細かつ躍動的にえがき出す。昭和62年度菊池寛賞受賞の大作。

目次

  • 将軍上洛
  • 三本木
  • 政変
  • 潜伏
  • 蛤御門
  • 出石
  • 藩制改革
  • 薩長連合
  • 四境戦争
  • 将軍慶喜
  • 大政奉還
巻冊次

3 ISBN 9784122017528

内容説明

狂瀾が、日本を覆う。徳川慶喜推戴を夢みていた坂本龍馬は幕吏の兇刃に殪れ、慶喜自身はロッシュにすすめられて官軍を静岡で迎撃しようと企て、賀陽宮は維新政府転覆のクー・デタを画策する。木戸孝允は開明派をひきいて版籍奉還、廃藩置県へと政府を踏切らせるが、大久保利通はその木戸の追落しを、明治2年に図るのである。豊富な未公開史料を駆使してえがく、国民国家日本の誕生の劇。昭和62年度菊池寛賞受賞の大作。出典一覧・人名索引を、新たに最終巻に収録。
巻冊次

4 ISBN 9784122018495

内容説明

西南の役のさなか、睡眠中に木戸は突然「西郷も大抵にせんか」と大声で叫んだという。役の結果を知らぬまま、新生日本の行く末を案じつつ45歳で没したその生涯は、苦難に満ちた明治政府の形成過程そのものだったのである。巻末に詳細な出典一覧・人名索引を付す。昭和62年度菊池寛賞受賞の大作。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN08876744
  • ISBN
    • 4122017386
    • 4122017459
    • 4122017521
    • 4122018498
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    4冊
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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