フランス近代の反宗教思想 : リベルタンと地下写本

書誌事項

フランス近代の反宗教思想 : リベルタンと地下写本

赤木昭三著

岩波書店, 1993.4

タイトル別名

Les idées antireligieuses en France de 1600 a 1750

フランス近代の反宗教思想 : リベルタンと地下写本

タイトル読み

フランス キンダイ ノ ハン シュウキョウ シソウ : リベルタン ト チカ シャホン

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注記

参考文献: 巻末p29-60

欧文タイトルは標題紙裏による

内容説明・目次

内容説明

17・18世紀を深く貫流する自由思想。シラノ、フォントネルなどリベルタン世界の多面的発見と、87篇の地下写本の精査を試みた本書は、デカルトからヴォルテールへという思想史の地表を大胆に覆し、近代の隠れた顔を堀り起こす。日本のパスカル研究史上先行者の足跡をのこしてきた著者の、ライフワークともよぶべき思想研究の結晶。

目次

  • 第1部 十七世紀のリベルタンとデカルト思想(序論的考察;十七世紀前半の詩人たち—テオフィル・ド・ヴィヨーとそのグループ;人文学者リベルタン—ラ・モット・ル・ヴァイエとカブリエル・ノーデ;シラノ・ド・ベルジュラックの場合;十七世紀後半のリベルタン;十七世紀末のリベルタン—フォントネルを中心に)
  • 第2部 啓蒙前期の「哲学的」地下写本の世界(序論的考察;地下写本の主題の広がりと頻度;地下写本の諸体系;地下写本の思想傾向と主題)

「BOOKデータベース」 より

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