遊女と天皇
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遊女と天皇
白水社, 1993.7
- タイトル読み
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ユウジョ ト テンノウ
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内容説明・目次
内容説明
遊女の古語はアソビメで、豊穣儀札(神アソビ)における巫女として、神の一夜妻を意味していた。現人神としての天皇と遊女の歴史的関係を、民俗事例と対比しつつ詳細に検討し、日本人の性観念の根源に迫る。
目次
- 第1章 神遊びとしての性行為
- 第2章 天皇の「あそび」と遊女
- 第3章 一夜妻と人身御供
- 第4章 「初夜権」と成人式と遊女
- 第5章 神聖娼婦と日女
- 第6章 『万葉集』の遊行女婦
- 第7章 遊女と巫女
- 第8章 遊女と天皇
- 第9章 『梁塵秘抄』の遊女・傀儡女
- 第10章 傀儡女と天皇
- 第11章 白拍子と天皇
- 第12章 なぜ遊女は「衣通姫の後身」か
- 第13章 なぜ小松天皇の皇女を遊女の祖としたか
- 第14章 内裏の色好みの遊女と天皇
- 第15章 宮廷の遊女
「BOOKデータベース」 より