フェミニズムの困難 : どういう社会が平等な社会か
著者
書誌事項
フェミニズムの困難 : どういう社会が平等な社会か
勁草書房, 1993.9
- タイトル読み
-
フェミニズム ノ コンナン : ドウイウ シャカイ ガ ビョウドウ ナ シャカイ カ
大学図書館所蔵 件 / 全231件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
文献 (巻末piv-x) と, 索引 (巻末pi-iii) あり
内容説明・目次
内容説明
ミス・コンテストの問題や、性の商品化をめぐる問題などにおいては、いったい何が差別なのか、したがった何がどうなれば平等だといえるのか、必ずしも明確ではない。「男性と女性が平等である社会とはどういう社会か?」という問いは、今や答えることのもっとも困難な問いになっているのである。本書は、この困難な問いをけっして放棄することなく、常に問い続けるという姿勢を貫きながら、…暫定的ではあるが、「平等な社会」について、一つの明確なイメージを浮かび上がらせようとするものである。
目次
- 1 モダニティとフェミニズム(二つのフェミニズム;理論と戦略の乖離;「政治」と「性」と「女」—フェミニズムの現代的困難)
- 2 性愛という問題(ラディカル・フェミニズムの問題構制;処女性の誤謬;狂気と愛)
- 3 〈女〉というリアリティ(ベビーフェイスとヒール—「アグネス論争」とは何だったのか;補完する性—自明性を生きる男と女;男装の意味—フェミニスト的実践の亀裂)
「BOOKデータベース」 より