書誌事項

ヨーロッパとイスラム : 共存と相克のゆくえ

梶田孝道編

有信堂高文社, 1993.11

タイトル別名

ヨーロッパとイスラム : 共存と相克のゆくえ

タイトル読み

ヨーロッパ ト イスラム : キョウゾン ト ソウコク ノ ユクエ

大学図書館所蔵 件 / 198

注記

内容: まえがき(梶田孝道), 総論: イスラムに直面するヨーロッパ, I部: 「中心」ヨーロッパのイスラム問題(1章「マグレブ系移民のネットワーク」-6章「ヨーロッパとイスラム法」), II部: 「周辺」ヨーロッパにおけるムスリム(7章「「民族」としての「ムスリム人」」, 8章「歴史のなかの「宗教と民族」」), III部: 送り出しイスラム国からの視角(9章「トルコ人の多文化認識とイスラム意識」-11章「移動を常態とする社会」), 事項・人名索引, 編者・執筆者

参考文献: 各章末

収録内容

  • イスラムに直面するヨーロッパ : 総論 / 梶田孝道 [執筆]
  • マグレブ系移民のネットワーク : フランス-アルジェリア国際移動とイスラム / 宮治美江子 [執筆]
  • 政治的接合をめぐるムスリムの苦悩 : イギリス代議政治とコミュニティ・ポリティクスのはざまで / 分田順子 [執筆]
  • イスラム系女性移民のイミグリチュードの地平 : イギリスの事例から / 笠間千浪 [執筆]
  • 移民第二世代とイスラム : フランスの社会的統合過程のなかで / 林瑞枝 [執筆]
  • イスラム教の宗教教育をめぐる論争 : ドイツ公立学校への導入の可能性 / 丹生久美子 [執筆]
  • ヨーロッパとイスラム法 / 古賀幸久 [執筆]
  • 「民族」としての「ムスリム人」 : ボスニアとマケドニアにおけるムスリム問題 / 大庭千恵子 [執筆]
  • 歴史のなかの「宗教と民族」 : ブルガリアにみるイスラムの共存と相克 / 今井淳子 [執筆]
  • トルコ人の多文化認識とイスラム意識 : 「三つの円図式と移動障壁に開いた穴」を枠組みに / 加納弘勝 [執筆]
  • 送り出し地域の貧困と移民先の苦難 : パキスタン・ミールプールからイギリスへ / 長谷安朗 [執筆]
  • 移動を常態とする社会 : マグレブの人々の生活と意識 / 堀内正樹 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

いま世界を移動するイスラムの人びと。その定住化と移民二世の成長により、イスラムを内に抱えこんだ西欧社会のジレンマ…。そして日本へ。現代が直面する課題に挑む。

目次

  • 総論 イスラムに直面するヨーロッパ
  • 1部 「中心」ヨーロッパのイスラム問題(マグレブ系移民のネットワーク—フランス—アルジェリア国際移動とイスラム;政治的接合をめぐるムスリムの苦悩—イギリス代議政治とコミュニティ・ポリティクスのはざまで;イスラム系女性移民のイミグリチュードの地平—イギリスの事例から;移民第二世代とイスラム—フランスの社会的統合過程のなかで;イスラム教の宗教教育をめぐる論争—ドイツ公立学校への導入の可能性;ヨーロッパとイスラム法)
  • 2部 「周辺」ヨーロッパにおけるムスリム(「民族」としての「ムスリム人」—ボスニアとマケドニアにおけるムスリム問題;歴史のなかの「宗教と民族」—ブルガリアにみるイスラムの共存と相克)
  • 3部 送り出しイスラム国からの視角(トルコ人の他文化認識とイスラム意識—「三つの円図式と移動障壁に開いた穴」を枠組に;送り出し地域の貧困と移民先の苦難—パキスタン・ミールプールからイギリスへ;移動を常態とする社会—マグレブの人々の生活と意識)

「BOOKデータベース」 より

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