食料自給を世界化する : その論理と可能性

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食料自給を世界化する : その論理と可能性

犬塚昭治著

農山漁村文化協会, 1993.11

タイトル読み

ショクリョウ ジキュウ オ セカイカ スル : ソノ ロンリ ト カノウセイ

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内容説明・目次

内容説明

なぜ農産物貿易をめぐる対立が世界の政治・経済の中心問題になるのか、なぜ国益の武器にするほどの「過剰」な食料がありながら他方に飢餓がなくならないのか—。20世紀の世界史を“食料”を軸にときほぐし、自由化論、反自由化論双方の誤りを衝き、グローバルな解決のための基本方途を大胆に提起。

目次

  • 第1章 なぜ農産物貿易をめぐる対立が世界の政治、経済の中心問題になるのか—現代農業問題の世界性
  • 第2章 自由化論、反自由化論に欠けているもの—その一国的狭小性と超歴史的抽象性
  • 第3章 歴史をふり返る・戦間期—農工国際分業の崩壊と世界農業問題の形成
  • 第4章 なぜ「過剰」と飢餓の悪循環がつづくのか—現代の農産物過剰の性格と先進国・途上国
  • 第5章 食料自給世界化の必然性—市場経済の限界と資本の運動の控制
  • 第6章 食料自給化視点から日本農政を考える

「BOOKデータベース」 より

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