前衛音楽の漂流者たち : もう一つの音楽的近代

書誌事項

前衛音楽の漂流者たち : もう一つの音楽的近代

長木誠司著

筑摩書房, 1993.12

タイトル別名

前衛音楽の漂流者たち

タイトル読み

ゼンエイ オンガク ノ ヒョウリュウシャ タチ : モウ ヒトツ ノ オンガクテキ キンダイ

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内容説明・目次

内容説明

夭折の表現主義者シュテファン、ブゾーニ、大食漢レーガー、シェーンベルク、シェルシなど、20世紀の新しい方向を探りながら音楽史からはみ出した九人の冒険者たちの仕事を新たな星座のもとに位置づける。

目次

  • 序章 忘れられた前衛への招待
  • 夭折の表現主義者—ルディ・シュテファンの肖像
  • モーツァルトからアルレッキーノへ—フェッルッチョ・ブゾーニの〈新たなコンメーディア・デッラルテ〉
  • 〈疾風酩酊〉の作曲家像—愛すべき大食漢マックス・レーガー
  • 〈クラシック〉とその受容の一断面—シェーンベルクの〈新古典主義〉批判
  • フランツ・シュレーカーの鏡—不具者をめぐるふたつのドラマ
  • ヒンデミットとオペラの問題—《カルディヤック》、または創作の狂気から世界との調和へ
  • 世代の狭間の漂流者—ベルント・アロイス・ツィンマーマンの時間とことば
  • 忘却されたセリエリスト—『ウェルギリウスの死』とジャン・バラケの音楽
  • 盗作か、またまた複数の創作か?—ジャチント・シェルシあるいは〈耳をすます前衛〉

「BOOKデータベース」 より

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