ねじまき鳥クロニクル

書誌事項

ねじまき鳥クロニクル

村上春樹 [著]

新潮社, 1994.4-1995.8

  • 第1部
  • 第2部
  • 第3部

タイトル読み

ネジマキドリ クロニクル

大学図書館所蔵 件 / 345

注記

第1部: 泥棒かささぎ編. 第2部: 予言する鳥編. 第3部: 鳥刺し男編

参考文献: 第1部巻末, 第3部巻末

内容説明・目次

巻冊次

第1部 ISBN 9784103534037

内容説明

ねじまき鳥が世界のねじを巻くことをやめたとき、平和な郊外住宅地は、底知れぬ闇の奥へと静かに傾斜を始める。暴力とエロスの予感が、やがてあたりを包んでいく。誰かがねじを巻きつづけなければならないのだ、誰かが。1984年の世田谷の露地裏から1938年の満州蒙古国境、駅前のクリーニング店から意識の井戸の底まで、ねじのありかを求めて探索の年代記は開始される。
巻冊次

第2部 ISBN 9784103534044

内容説明

猫が消えたことは、始まりに過ぎなかった。謎の女はその奇妙な暗い部屋から、僕に向かって電話をかけつづける。「私の名前を見つけてちょうだい」。加納クレタは耐えがたい痛みに満ちた人生から、無痛の薄明をくぐり抜け、新しい名前を持った自己へと向かう。名前、名前、名前。名づけられようのないものが名前を求め、名前のあるものが空白の中にこぼれ落ちていく。そして僕が不思議な井戸の底で見いだしたものは…。
巻冊次

第3部 ISBN 9784103534051

内容説明

奇妙な夏が終わり、井戸は埋められた。そして人々はみんなどこかに去っていった。ねじまき鳥の声ももう聞こえない。僕に残されたのは、頬の深く青いあざと、謎の青年から引き渡された野球のバットだけだ。でも僕はやがて知ることになる—何かが僕を新しい場所に導こうとしていることを。意識と過去の帳の奥に隠されたねじのありかを求めて、地図のない冒険の旅が開始される。そしてその僕の前に、ねじまき鳥の年代記(クロニクル)が、橇の鈴音とともに静かにひもとかれる。完結編。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN10565907
  • ISBN
    • 9784103534037
    • 9784103534044
    • 9784103534051
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    3冊
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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