「みやこ」という宇宙 : 都会・郊外・田舎
著者
書誌事項
「みやこ」という宇宙 : 都会・郊外・田舎
(NHKブックス, 696)
日本放送出版協会, 1994.4
- タイトル別名
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みやこという宇宙 : 都会・郊外・田舎
- タイトル読み
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「ミヤコ」 ト イウ ウチュウ : トカイ ・ コウガイ ・ イナカ
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内容説明・目次
内容説明
「ミヤコ」とは何だろうか。宮処として、王宮の所在するところ、政治・経済・文化の中心としての首都は、やがて繁華な祝祭空間=都会として発展する。「ミヤコ」に魅せられ、惹きつけられる人々のミヤコ志向は、「ミヤコの辺」=野と町の境界を、郊外を、田舎を吸収してゆく。それは都市域の限りない増殖による、無秩序な日本の都市の姿を浮かびあがらせている。本書は、京都・東京という二つの「ミヤコ」をモデルとして、「棲み家」としての都市—郊外空間の意味を問い直し、更には、人々の営為を外界に表現する都市の「意味空間」を考えるものである。
目次
- 第1部 「ミヤコ」の系譜(ミヤコとは何だろうか;平安京から京都へ—ミヤコ平安京の変遷;ミヤコと首都と;「あづまの都」の意味空間)
- 第2部 「ミヤコ」の宇宙誌(都と鄙の境界;ボストンと郊外—遠心的都市化;内に向かうモザイク都市—京都の求心的都市化;ミヤコ東京の「辺(ほとり)」;ミヤコ空間を鳥瞰する)
「BOOKデータベース」 より