日本の外交政策1869-1942 : 霞が関から三宅坂へ
著者
書誌事項
日本の外交政策1869-1942 : 霞が関から三宅坂へ
ミネルヴァ書房, 1994.4
- タイトル別名
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Japanese foreign policy, 1869-1942 : Kasumigaseki to Miyakezaka
日本の外交政策1869-1942
- タイトル読み
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ニホン ノ ガイコウ セイサク 1869-1942 : カスミガセキ カラ ミヤケザカ エ
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注記
監訳: 宮本盛太郎
内容説明・目次
内容説明
従来の近代日本の外交政策研究は、「人物」を軽視する傾向があった。それにたいして本書では、岩倉具視から松岡洋右にいたる歴代外務大臣に焦点を当てる。彼らが関心を抱いていた政策の主要な側面を中心に、外務省と軍部の対立・消長を軸とした分析視角によって、その歴史を浮き彫りにしていく。
目次
- 第1章 岩倉時代(外務省の起源;岩倉の外交;対韓政策をめぐる危機とその余波)
- 第2章 陸奥時代(陸奥の外務省;条約改正;日清戦争;講和交渉;評価)
- 第3章 青木時代(条約改正における青木の役割;一八九八年の極東の危機;義和団の乱)
- 第4章 小村時代(元老と外交政策;日英同盟;日露戦争への序曲;ポーツマス講和;霞が関での二期目)
- 第5章 加藤時代(外務省の自律;辛亥革命;第一次世界大戦;二一カ条要求;評価)
- 第6章 石井時代(日露同盟への道・第四回日露協約;ワシントンへの使節;パリ講和会議)
- 第7章 幣原時代(ワシントン時代;ワシントン会議;山東問題;ワシントン海軍条約;ワシントン以後;ソビエト連邦との関連)
- 第8章 田中時代(幣原の中国政策;田中の中国政策;満州における推移;再び幣原へ;ロンドン海軍会議;田中と幣原—若干の総括)
- 第9章 内田時代(奉天[柳条湖]事件;外相としての内田;紛叫する国際連盟;満州国以後)
- 第10章 広田時代(霞が関の役割の時代;海軍軍縮;中国)
- 第11章 近衛時代(病根—中国問題;第二次近衛内閣までの幕間劇)
- 第12章 松岡時代(三国同盟;日ソ関係;アメリカに関するジレンマ;東条の大博打)
「BOOKデータベース」 より