世紀末のエロスとデーモン : 芥川龍之介とその病い

書誌事項

世紀末のエロスとデーモン : 芥川龍之介とその病い

小山田義文著

河出書房新社, 1994.4

タイトル読み

セイキマツ ノ エロス ト デーモン : アクタガワ リュウノスケ ト ソノ ヤマイ

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内容説明・目次

内容説明

ボス、モーツァルト、ホフマン、ボードレール、マネ、モーパッサン—芥川が受け継いだこれら世紀末の、エロティスムとグロテスクにみちたアウラの背後にひそむ不吉な影。ペストから梅毒まで、病いという悪鬼が芸術におよぼした負の力を解剖し、エイズの現代を解明する衝撃の文明論。

目次

  • 序 病いと文化
  • 1 モーパッサンと芥川龍之介
  • 2 デーモンの影
  • 3 「河童」—生に対するデグー
  • 4 ボスの幻視、マネの裸眼—『地上の楽園』から『フォリー・ベルジェールのバー』へ
  • 5 楽聖の病いと死
  • あとがき 性の起源は病いにある

「BOOKデータベース」 より

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