狼を飼いならしたヨーロッパ文明

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狼を飼いならしたヨーロッパ文明

小野田猛史著

社会評論社, 1994.4

タイトル読み

オオカミ オ カイナラシタ ヨーロッパ ブンメイ

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注記

参考文献: p232-238

内容説明・目次

内容説明

人類がパートナーとして最初に選んだオオカミは、乏しくなった獲物をめぐって争わなければならない相手でした。天敵の利用はここから始まる。つくられた敵のシンボル操作こそ、レーニン主義をも含むヨーロッパ文明のエッセンスである。冷戦の終結とともに、その近代文明も終末を告げている。

目次

  • 第1章 冷戦とヨーロッパ文明(オオカミを飼いならしたヨーロッパ文明;冷戦—天敵を利用し合った新システム;石油文明と「新しい天敵」の創造)
  • 第2章 悪魔と共存したヨーロッパ(十字軍・ペスト・魔女狩り;ルネッサンス・宗教改革・近代文明;観念論者マルクスと唯物論者スミス)
  • 第3章 現人神・レーニンの謎(ロシア革命はなぜ泥にまみれたのか;ドイツの期待を踏みにじったレーニン;レーニン主義とはいかなる現実か)
  • 第4章 自己回復力をとりもどす道(地球をおおう「暴虐の時代」;スタグフレーションがはじまった日本;日本の国際責任を考える)
  • 補論 社会を「富」の存在形能として解明する—本書の方法論について

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN10845517
  • ISBN
    • 478450477X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    238p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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