豚と対話ができたころ : 文革から天安門事件へ

書誌事項

豚と対話ができたころ : 文革から天安門事件へ

楊威理著

(同時代ライブラリー, 190)

岩波書店, 1994.7

タイトル読み

ブタ ト タイワ ガ デキタ コロ : ブンカク カラ テンアンモン ジケン エ

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注記

著者の肖像あり

内容説明・目次

内容説明

八カ国語に通じた学者が豚の飼育係をやっているぞ—同僚の労働者は不思議がる。私は思う。いや、文革時代にはもう一つ豚語も話せたのだ。闘争、批判、迫害、下放…十年に亙る文革は様々な悲喜劇を生んだ。台湾に生まれ、日本の帝大に学び、中国革命に身を投じた著者は天安門事件を機に中国を去る。痛恨の回想。書下し。

目次

  • 敵はどこに
  • 文革の勃発
  • 中央編訳局の「走資派」
  • 紅衛兵
  • 死の文革での「活躍」
  • ついに「闘争」される
  • インターバル
  • 家宅捜索
  • 「敵」として
  • 幹部の学習班
  • 軟禁
  • 宣伝隊
  • 文革での生と死
  • 十億総自白
  • 上下の逆転と左右の逆転
  • 島流し—五七幹部学校入学
  • 名誉回復
  • 豚飼い
  • 妻が二度目の闘争に遭う
  • 私に対する結論を覆せ
  • 文革後の十三年

「BOOKデータベース」 より

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