書誌事項

乱歩と東京

松山巖著

(ちくま学芸文庫)

筑摩書房, 1994.7

タイトル別名

乱歩と東京 : 1920都市の貌

タイトル読み

ランポ ト トウキョウ

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注記

年譜: p257-266

参考文献: p272-274

底本: Parco picture backs「乱歩と東京 : 1920都市の貌」(PARCO出版局, 1984年12月刊)

内容説明・目次

内容説明

探偵小説作家・江戸川乱歩登場。彼がその作品の大半を発表した1920年代は、東京の都市文化が成熟し、華開いた年代であった。大都市への予兆をはらんで刻々と変わる街の中で、人々はそれまで経験しなかった感覚を穫得していった。乱歩の視線を方法に、変貌してゆく東京を解読する。

目次

  • 1章 感覚の分化と変質(探偵の目;目と舌と鼻、そして指)
  • 2章 大衆社会の快楽と窮乏(高等遊民の恐怖;貧乏書生の快楽)
  • 3章 性の解放、抑圧の性(姦通;スワッピング)
  • 4章 追跡する私、逃走する私(追跡する写真;逃走の実験)
  • 5章 路地から大道へ(もう一つの実験室;大道芸人たち)
  • 6章 老人と少年—30年代から60年代へ(埋葬;少年誘拐)

「BOOKデータベース」 より

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