言語学とは何か
著者
書誌事項
言語学とは何か
(岩波新書, 新赤版 303)
岩波書店, 1994.5
第2刷
- タイトル別名
-
言語学とは何か
- タイトル読み
-
ゲンゴガク トワ ナニ カ
大学図書館所蔵 件 / 全88件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
第1刷発行1993年
第二刷の刊行によせて(p.227-229)の追加あり
内容説明・目次
内容説明
二十世紀の学問としての言語学は、進化論、マルクス主義から文化人類学までさまざまなその時代のイデオロギーや思想を背景にもちながら、何をめぐって争い、どのような方向をめざしてきたのか。ソシュールにはじまる言語学の流れを全く新たな視点からとらえなおし、人間にとって言語とは何かを問う。刺激に満ちた問題提起の書。
目次
- 第1章 ソシュールの言語学(ソシュールの『講義』;ソシュールがたたかわねばならなかったもの;比較文法を称賛すると同時にそれを克服する;青年文法学派)
- 第2章 アメリカの言語学(心理主義の克服;オトからの出発;心理主義とのたたかい)
- 第3章 言語の相対性と普遍性(記述言語学とドイツ意味論学派;チョムスキーによる大転換)
- 第4章 社会言語学(社会言語学の必然性;言語とは変化するものである)
- 第5章 クレオール学とソビエトの言語学(言語の純粋、系譜主義とたたかう;ソビエト言語学)
「BOOKデータベース」 より