性選択と利他行動 : クジャクとアリの進化論
著者
書誌事項
性選択と利他行動 : クジャクとアリの進化論
工作舎, 1994.7
- タイトル別名
-
The ant and the peacock : altruism and sexual selection from Darwin to today
- タイトル読み
-
セイ センタク ト リタ コウドウ : クジャク ト アリ ノ シンカロン
大学図書館所蔵 件 / 全141件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
原著(c1991)の翻訳
参考文献: p612-629
内容説明・目次
内容説明
ダーウィンが進化論を発表して以来、約150年。その間,ダーウィニズムを常に脅かしてきた二つの難問があった。「性選択」と「利他行動」だ。ダーウィンやウォレスはこれをどのように解こうとしたのか。20世紀前半の進化論者は、どのようにこの問題を扱ってきたのか。そして現在、ドーキンスやメイナード・スミスらによって確立された新しい進化論は、どのようにして解決の道を見いだしたのか。生物学界で今なお議論の続く、最もホットな話題に挑んだ刺激的論考。
目次
- 1 ダーウィン理論とその対抗者たち・転向者たち(人間は「生きた古文書」だ;ダーウィンが存在しない世界;過去のダーウィン理論・現代のダーウィン理論;生物に刻印されたデザインの問題)
- 2 クジャク(クジャクの尾羽の問題;自然選択だけですべてが説明できるのか?;雌は本当に雄を変えられるのか?;分別のある雌はセクシーな雄を好むか?;実験結果は性選択論争に決着をつけたか?;克服された「ダーウィニズムの亡霊」)
- 3 アリ(現在、利他行動はどのように解釈されているか?;かつて、利他行動はどのように解釈されていたか?;社会性昆虫の問題:心優しき兄弟姉妹;「闘わずに仲良くしよう」:儀式的な闘い;ヒトの利他行動:それは自然なものなのか?;異なる系統間の繁殖をめぐる議論の歴史)
「BOOKデータベース」 より