あんちゃんが行く
著者
書誌事項
あんちゃんが行く
(新創作児童文学, 15)
岩崎書店, 1992.12
- タイトル読み
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アンチャン ガ ユク
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内容説明・目次
内容説明
美空ひばりと誕生日がおなじだというのが自慢の、ぼくのあんちゃんは十九歳、ぼくと八つも年がはなれている。中学の障害児学級を卒業して仕事についたあんちゃんは、あたまはよわいけど、気はやさしくて力もち、ぼくはずいぶん助けてもらった。あんちゃんはいろいろなところではたらいたが、行く先ざきで騒動をおこし、なんどもクビになった、そのたんびに、安田センセのせわになった。ある雨の日、あんちゃんはどこか品のある一人の老人をいえにつれてきた。長井さんというその老人との出会い、あんちゃんの恋、そして、ぼくの初恋…。いろんなことのあったあの一年。ぼくはあんちゃんのすごさと、人を恋するせつなさを知ったのだった。
「BOOKデータベース」 より