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中世水運史の研究

新城常三著

塙書房, 1994.10

タイトル読み

チュウセイ スイウンシ ノ ケンキュウ

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注記

文献等の注: 項末

索引: 巻末

内容説明・目次

内容説明

本書『中世水運史の研究』は、中世水運史の基本的課題と問題点とをできるだけ幅広く彩り上げ、これを綜合的に論じて、近世水運史に聯げよあとしたものである。中世の交通史は形態の上から、人の往来(狭義の交通)・物資の運送・通信の三者に、また通路からは陸上交通・水上交通の二つに分類できるであろう。このうち人の往来の一面に就ては、先年『新稿社寺参詣の社会経済史的研究』により古代より近世末迄、一応これを通観した。従って本書は、物資の運送を中心とした中世の水上交通史である。

目次

  • 序章 古代水運より中世水運へ—国船所考
  • 第1章 荘園・公領の年貢輸送
  • 第2章 中央と地方間の水運—荘園年貢を中心として
  • 第3章 船旅考
  • 第4章 水上運賃
  • 第5章 海法と「兵庫北関入船納張」
  • 第6章 関所の変遷
  • 第7章 海難
  • 第8章 荘園年貢輸送より商品輸送・流通へ
  • 終章 近世水運の成立

「BOOKデータベース」 より

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