本は鞄をとびだして
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本は鞄をとびだして
(新潮文庫, む-8-6)
新潮社, 1995.6
- タイトル読み
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ホン ワ カバン オ トビダシテ
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内容説明・目次
内容説明
半径500メートルのことにしか関心がない、と公言する群さんが、海の向うの文学を読んでみれば、ああら、まあ…。フィッツジェラルドを読んで隣室の女子大生の乱交を憤り、アーヴィングを読んで痔の手術をした友人のトホホな話に思いをいたし、ヘミングウェイを読んでは理想の死に方を考え胸躍らせる。既成の批評にさらりと背を向けて綴られた、大好評の超過激読書エッセイ海外編。
目次
- 1冊目 マンディアルグ「海の百合」(フランス)—処女喪失ってどんなもの
- 2冊目 フィッツジェラルド「冬の夢」(アメリカ)—嫌いな女はやっぱり嫌い
- 3冊目 「ニジンスキーの手記」(ロシア)—あちら側の世界に行ってみたい
- 4冊目 黄春明「さよなら・再見」(台湾)—うちの親に限って
- 5冊目 チュツオーラ「やし酒飲み」(ナイジェリア)—妖怪に会いたい
- 6冊目 アーヴィング「ガープの世界」(アメリカ)—他人の不幸は笑える
- 7冊目 サキ「モールヴェラ」(イギリス)—人形が怖い
- 8冊目 ガルシア・マルケス「百年の孤独」(コロンビア)—宗教、ワカリマセン
- 9冊目 コルタサル「山椒魚」(アルゼンチン)—魚は何でも知っている
- 10冊目 アンダスン「ワインズバーグ・オハイオ」(アメリカ)—あなたの隣に変人が
- 11冊目 ドストエフスキー「賭博者」(ロシア)—ギャンブルは難しい〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より