書誌事項

中国の歴史

陳舜臣 [著]

(講談社文庫, [ち-1-63]-[ち-1-64])

講談社, 1990-2007

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 近・現代篇(1)
  • 近・現代篇(2)

タイトル別名

中国歴史シリーズ

タイトル読み

チュウゴク ノ レキシ

大学図書館所蔵 件 / 59

注記

その他のタイトルは近・現代篇のカバージャケットによる

1-7は平凡社 1986刊に加筆・訂正を加えたもの

近・現代篇の初刊本: (1): 『中国の歴史 近・現代篇1-2 黄龍振わず, 落日に立つ』 (平凡社 1986-1987年刊), (2): 『中国の歴史 近・現代篇3-4 黎明に燃ゆ, 大同の夢』 (平凡社 1988-1991年刊)

1-7の年表: 各巻末

近・現代篇の参考年表: (1): p612-621, (2): p632-636

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784061847828

内容説明

中国の歴史は奥深い。三皇五帝の時代から夏・殷へ、そして孔子や老子など諸子百家が輩出した群雄割拠の春秋戦国時代へ、数多の英雄が登場し、やがて消え去る。—覇権を争い、権謀術数の渦巻く滔々たる時の流れを、豊かな史料から考察し、祖国への愛と憧憬をこめて綴る中国五千年の歴史シリーズ。

目次

  • 神話から歴史へ(三皇五帝;王朝始まる;大いなる落日)
  • 中華の揺籃(斜陽の道;鄭のこえ;ひろがる天下;覇者登場;覇者交替;孔子前後;南の風)
巻冊次

2 ISBN 9784061847835

内容説明

群雄割拠の時代を経て、中国に大統一時代が訪れる。戦国七雄の確執の後、力強いうぶ声をあげたのは秦だった。だが大政権の誕生は、政権内部そのものにさまざまな矛盾を生み、秦の天下も束の間に滅ぶ。覇権はやがて漢(前漢)へと移る。—滔々たる時の流れの妙を平易に語る中国5000年の歴史シリーズ。

目次

  • 大統一時代(泰山風物;百家争鳴;戦国七雄;蜀と楚;乱世の果て;天下統一;万里の長城;漢楚争う)
  • 漢王朝の光と影(大風の歌;創業;呂后の時代;馬王堆は語る;休息の時代;若き武帝と女たち;溢れる力;秋風の辞;冬にむかう;余韻の時代;外戚の時代;王奔の道)
巻冊次

3 ISBN 9784061847842

内容説明

王莽によって簒奪された王朝を回復した後漢もやがて衰え、中国史のなかで最もよく知られ、最も躍動する三国志の時代を迎える。多くの英雄が輩出し、のびのびと、しかし激烈に時代の波を押し渡る。—波乱の歴史を、豊かな史料から考察し、祖国への愛と憧憬をこめて綴る中国五千年の歴史シリーズ。

目次

  • 動乱の群像(王朝復興;灰色の時代;群臣;西域;竇氏始末と宦官の影;十九侯誕生;跋扈将軍没落;三国志開幕;蒼天すでに死す;群雄たち;三国鼎立;曹一族の悲劇)
  • 世界帝国へ(竹林の七賢;仏教と道教;単于の家;永嘉まで;北の風;江南の春秋;軍閥登場;〓水前後;帰去来;ふたたび洛陽;南北朝の幕;亡国の譜)
巻冊次

4 ISBN 9784061847859

内容説明

日本から遣隋使を迎えた隋の時代を経て、花開く唐時代へと時は流れる。長安に優雅な宮廷の楽がひびき、宮女の脂粉香がたちこめる。しかし盛衰は世の常、唐もまた兵乱の末、次なる宋へ…。激しい政争、権力争奪劇—滔々たる歴史の流れを、祖国への愛と憧憬をこめて綴る中国五千年の歴史シリーズ。

目次

  • 隋唐の興亡(幸運を信じた男;瓦解の日々;長安への道;迷楼記;群雄図;太宗李世民;貞観の実像;家庭の事情;余震;脂粉消ゆ;花におう長安;散り行く花)
  • 宋とその周辺(遣唐使始末;党争と廃仏;兵乱と民乱;天下大乱;唐滅ぶ;五代暼見;詞の華;宋の創業;〓渕の盟をめぐって;新法の波紋;文人の系譜;民怨のはて;万水千山)
巻冊次

5 ISBN 9784061847866

内容説明

13世紀、モンゴルは急速に力をつけ、中原の地に、若々しく荒々しい新鮮な血潮を輸血した。大元帝国の誕生。チンギス汗からフビライへと続くその大勢力は、世界征覇をめざして猪突の猛進をする。—波乱の歴史を、豊富な史料から考察し、祖国への愛と憧憬をこめて綴る中国5千年の歴史シリーズ。

目次

  • 草原からの疾風(西への波紋;北遷と南遷;休戦への道;呉山第一峰;天地無情;チンギス汗起つ;滄海横流;チンギス汗からフビライへ;黄河千里;西湖のほとり;鄂州の興亡;〓山悲歌)
  • 復興と明暗(正気の歌;元寇;色目人さまざま;断たれざるもの;四大家の元末;海と陸の反乱;王朝と末期;地上の天堂;朱元璋ここにあり;文人受難;大粛清の渦)
巻冊次

6 ISBN 9784061847873

内容説明

洪武・永楽と栄えた明もやがて北虜南倭の禍、宦官の跋扈、党争の表面化などにより減びの時を迎える。後を襲ったのは清。康煕・乾隆の黄金時代を現出するが、栄華の〓をついてアヘン禍が衰運を呼ぶ。—波乱の歴史を豊富な史料から考察し、祖国への愛と憧憬をこめて綴る中国5千年の歴史シリーズ。

目次

  • 明から清へ(紫禁城時代;西洋取宝船;ティムールの西城;永楽以後;土木と奪門;北虜;明と日本;宮廷の日々;乱民と逸民;天風に下る;万暦の坂の下;億兆離心)
  • 清朝二百余年(ヌルハチ起つ;満洲八旗は征く;帝国への道;紫禁城のたそがれ;黄雲蔽う;円円曲;創業の時代;南に吹く風;兵馬の後;三世の春;日は西に傾く)
巻冊次

7 ISBN 9784061847880

目次

  • 斜陽と黎明(海陸の亀裂;宣南詩社の人びと;広東の風雲;アヘン戦争;南京条約まで;謀叛人の群れ;太平天国の旗;軍閥誕生;栄光と挫折;円明園炎上;外圧強し)
  • 中華の躍進(甲午の年;北洋、敗れたり;屈辱の場;変法と革命;遭難と崩壊;義和団;激情の季節;辛亥の嵐;動乱やまず;五・四前後;十五年戦争)
巻冊次

近・現代篇(1) ISBN 9784062757034

内容説明

列強の蚕食に苦しむ清国では、甲午の役(日清戦争)の敗戦で不満が爆発。保皇派の康有為は公車上書を著し、立憲君主制を提唱する。義和団事変で八ヵ国連合軍が紫禁城に乱入し、権勢を誇った西太后も光緒帝と西安に逃れた。王朝打倒を目指す孫文ら若き革命家たちは集結を始める。中国近代史の精華。

目次

  • 黄龍振わず—義和団前後(一八九五年・春;黄色い虎;清宮秘史;興中会蜂起;変法の風 ほか)
  • 落日に立つ—革命前夜(対立と合作;自立軍前後;恵州挙兵;落日の影;アムール河の流血 ほか)
巻冊次

近・現代篇(2) ISBN 9784062757041

内容説明

恵州蜂起、蘇報事件など蜂起は幾度も潰えたが、革命の花秋瑾ら留学生が先導し、湖南の黄興、浙江の章炳麟らを核として革命の火勢は増した。孫文は三民主義を唱え、大同の夢を語る。光緒帝、西太后が崩じ、武昌での蜂起成功以後「光復」の燎火は全土に。民国臨時政府は産声を上げた。中国近代史の精華(全二巻)。

目次

  • 黎明に燃ゆ—辛亥革命(秋家の娘;暗殺と立憲;教育熱;文化遺産;国学大師 ほか)
  • 大同の夢—民国誕生(蜂起か暗殺か;黄花岡の烈士;文学社と共進会;争路の嵐;首義のまち ほか)

「BOOKデータベース」 より

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